「ブレインジム」は、世界80か国に導入されている「心と身体と脳のバランス調整法」です。簡単な動きの組み合わせで、脳のバランスが整い、ストレスの解放を実現します。ストレスと感じていたことが、ストレスと感じられなくなったり、出来ないとあきらめていたことが簡単にできるようになったりします。 日本には、およそ20年前にもたらされ、一般の方のお悩みはもちろん、スポーツ、教育、リハビリなど様々な現場で導入されています。
ブレインジムは、ヨーロッパで1960年代に始まったキネシオロジーという学問の一分野で、筋肉を使った脳科学の一種です。医学界の研究で、ストレスがかかると血流の滞りが見られることが報告されています。血流だけでなく脊髄液の流れも同様です。動きが鈍るのです。それが筋肉を弱化させます。ブレインンジムは、とても簡単。26種類の動きがあり、ストレスを感じていることや、達成したい目標があるときに、身体の状態を調べながら、必要ないくつかの動きをすると、崩れていたバランスが調整されます。脳のネットワークが新たに構築されたり、つなぎ直しが起きたりします。
バランス調整という言葉に、耳馴染みのない方もいらっしゃるかもしれません。私たちが、バランスを崩している時は力を発揮しにくく、バランスが取れている時には楽に力が発揮できます。そのバランスを崩す元凶が、ストレスです。ストレスには、ちょっとした行き違いによるものから、深いトラウマに至るまで、さまざまな根本原因がありますが、ブレインジムは、どんな内容にも対応可能です。その理由は「潜在意識」を扱っているからです。
潜在意識とは、私たちが普段キャッチしにくい、たくさんの情報を持っている意識のことです。身体の不調は、潜在意識からのお知らせのようなもので、キネシオロジーは身体の反応を調べて、崩れているバランスを見つけていきます。
キネシオロジーには、200種類以上のバランス調整法がありますが、その中でも、ブレインジムは分かりやすい!と人気です。それぞれの動きに「意図を持って動くと、ここが変わるよ!」というポイントがあります。
↓ 読む・書く・数字・英語に強くなる動き「レイジー・エイト」
この動きは、顔の正面(正中線)を中心に、指で無限大のマーク∞を描き、目で追うというものです。顔は正面を向いたまま目だけを動かします。そうすると右脳(ゲシュタルト脳)と左脳(ロジック脳)が協調して動き、力が発揮しやすくなります。
なぜ、この動きで英語力が改善されるかというと、たとえば、英会話であれば、右脳で全体の言いたいことや雰囲気をキャッチしながら、左脳で個々の単語を拾う、その両方がバランスとしてもたらされるからです。
思うようにならない行動や気持ちの改善には、脳の学習パターンを変える「動き」がモノを言います。ブレインジムの26の動きの中から、いくつかを選んで行うと、実際の行動やモノの見方が変わります。動きの組み合わせで、脳の学習による『ストレスパターンの変容』を起こすことが出来るのです。
ブレインジムの創始者 ポール・デニソン博士は、著書「ブレインジムと私」(市民出版社)の中で、自分自身が学習に後れを取っていた子供時代の様子について書いています。「私たちが意図を持って動くとき、何かが変わる!」動くことが、カギなのです。
カラオケなど歌いやすくなる動き
気持ちを言いやすくする動き
水を飲むのも動きの一つ
ブレインジムの守備範囲は広く、個人的な人間関係の改善はもちろんのこと、作業能率の改善や、日常の些細なひっかかり、会社経営、夫婦関係や親子関係の改善、アスリートのための戦略など、さまざまに役立てられます。
たとえば、企業においては、思い通りに働いてくれない部下や、横暴な上司との付き合い方をどうするか、など社内で解決しにくい問題にも有効です。全体的な士気の向上には、個人セッションと並行して、企業研修の形での導入もおすすめです。 また興味のある方には、ブレインジムを毎日の生活に取り入れるために、ブレインジムが学べる各種セミナーもご用意しています。